世の中には、先生と呼ばれる仕事がたくさんあります。
医師、教師、保育士、弁護士、、、
先生とは、先を生きる。先に学ぶ。などの意味があるそう。
ただ先に生まれたから、先生。そうはならないですよね。
先を生きる。先に学ぶ。
こんな風に文字にすると、自分は先生になんかなれないし、先生と呼ばれたくないな。
なんて思います(^^;)
ただ、初対面で私のレッスンを受けてくれる方や、何度も一緒にヨガの時間を共有しているメンバーからも 先生!なんてよばれると、ドキッとします。
小学校の娘が、担任の先生に私の職業を、ヨガの先生て言った。と聞いた時も、ゲッ!と思いました。(笑)
はい。正直な感想です。
これは単に自分の自信の無さの表れだし、また継続して学び続ける事への決意、責任を逃れたいんでしょうね。(笑)
でも実際レッスンをしていると
受けてくださっている方は
私に、体を預けてくれているんだな!と実感することがあります。
例えば、呼吸法のカウントに詰まった時。
右ひじを、右ひざと言い間違えた時。
頭とおしりを近づけてという所を、頭とおでこと言い間違えた時。
皆の顔が苦しい表情になっていたり
皆の頭に???マークが並んでいたり
逆に 楽しそうにしていたり
気持ちよさそう にしていたり
いろんな表情を見ることができます☺
それよりも
まぁ なんて、ひどい言い間違え(笑)
少しでも、体や心を預けてくれているなら
私も責任を持って受け止めたい!!
そのためには、学びを続けていくことだ!!
そんな風に思います。
突然ですが
ここで、一曲お聞きください。
”Guru Mantra ”(グルマントラ) Guru Brahma,Guru Vishnu,Guru devo Maheshwara, グル ブラフマー グル ヴィシュヌ グル デヴォー マヘーシュワラ Guru sakshat,param Brahma,tasmai shri guravay namah グル サークシャト パラン ブラフマ タスマイ シュリー グラヴェー ナマハ
これは、Guruへの敬意を示すマントラです。
(訳)
グルは ブラフマー(創造神)
グルは ヴィシュヌ(維持神)
グルは シヴァ (破壊神)
尊敬する全てが、神そのものです。
尊敬するグルに敬服いたします。
と、こんな感じです。
私のグル、ヨガの先生は更に分かりやすくこう説明してくれました。
光を与えてくれるもの 全てがグル。 全てが 光。 全てが先生になる。
突然の Guru 登場。
グルって?先生の事?
サンスクリット語で、Guru。
(サンスクリット語は、昔のインドなどで使われていた古い言語です。)
Guruは、師匠とか先生という意味で使われたりします。
でも、Guru と言う言葉には
GU → 暗闇 RU → 除去する
という意味があります。
なので
- Guruとは暗闇から光へ。
- 光の方へ導いてくれる人。
と、解釈しています。
私のグル、ヨガの先生も
Guruは、光を与えてくれるもの”全て”だと言っていました。
太陽や月のように自然の中にあるもの。
友達だったり、ヨガのクラスへ足を運んでくれる生徒さん、自分の家族。
そして、自分自身ですら私にとっての
Guruになるのです。
うん!これだとしっくり来ます。
私はヨガを教えながら
レッスンをしている自分自身から
レッスンを受けてくれている方から
光を与えてもらい、ともに学んでいるのです。
光を受け取れる心を持ち続け、光を与え続ける。
そんな、自分であり続けたいですね。